2児の年子をもつ新米数学者によるドタバタ育児日記

就職初年度で早くも2児の親になりました.予測不可能な人生って楽しいですね.

異動

とても久しぶりにブログを更新します.

色々と忙しくて,ブログを見たりする時間さえもありませんでした.

久々にアクセスしたので,もはや記事を書くためのタブすら見つけることができず...

 

さて,2022年10月1日付で異動しました.

地方国立大学の准教授(テニュアトラック)です.

まだまだ准教授としては経験も実績も不足しているのですが,ご縁があったのでしょうか,拾っていただけました.

まさか通るとは思っていなかったのですが,任期最終年度ということもあったので,「可能性が少しでもあるのなら...!!」ということで応募しました.

 

テニュアトラックということで,一応5年任期となっています.

4年後の審査をパスすれば,晴れて任期無し雇用へと切り替わります.

これまで通りちゃんと研究して論文を書きつつ,講義と社会貢献活動をこなしていれば,問題なく通過できると思っています.

予想以上に学内業務や会議が多くて,すでに圧倒されていますが....

 

しかも驚いたことに,給与は3級(一般的には講師に相当)でした.

なぜ4級じゃないのさ!

ということで人事課に問い合わせたところ

「経験が足りないから」

とのことで,安月給准教授として雇用されましたというオチです.

 

心の中では

「でも,経験が足りてないことを承知の上で准教授採用したんだから,4級で給与出してよ...」

と思っているのですが,1年半後に4級に上がると教えてもらったので,まぁ良いかと.

こういうこと,辞令交付の前に教えてほしいものですよね.

家を借りるにも,給料が分からなきゃ家賃をどれくらいで選べば良いか検討がつかないですし....

これは大学の良くないところだよなぁ,待遇が明らかにならないのは.

なんとかしたいなぁ.

 

でも本当に人生って何が起こるか分からないものですね.

「高校なんか行かなくて良い」と言われて育ち,「大学は遊ぶところだ」と予備校で教わった自分が,まさか博士進学して大学の先生になるだなんて...

10年前の自分に今の状況を教えたら,ひっくり返るくらい驚くだろうな....

 

全然話は変わるのですが,子どもから手足口病を移されました.

結構シンドイですね,これ.

私は,頭痛と喉の痛みが強いです.

足の裏にも発疹ができているので歩くのも多少辛いのですが,何より喉の痛みが辛い.

食事がストレスになるのは本当にシンドイです.

炭酸が痛くてビールは飲めないです,好きなものが飲めないなんて...

またしても閉所

またいつかは,とは思っていたのですが.

1週間の保育所閉所となると,やはり辛いものがあります.

 

私達が利用させていただいている保育所(というか殆どすべての保育園で同じだと思うのですが)では,何かあるとメールが飛んできます.

 

『〇〇保育所からのお知らせ』

 

的なメールが来るたびにビクビクしながら読むわけですが....

やはりダメだった,閉所の通知だ.

 

メールが届いた日.

子どもを迎えにいくと,到着してすぐに副所長さんからの

「大変申し訳ございません!」

の一言.

 

誰も悪くないのになぁ.

立場上謝らなければならないのでしょうが,そういう姿を見るのはこちらとしても心苦しいです.

 

「いえいえ,今年一年も仕方ないことですよね.今後もよろしくお願いします.」

とはお答えしたものの,内心では

「来週どーすっべどーすっべ!!!!!やっべえええええええ!!!!!!!」

と思っています.笑

 

いや,この時期で良かったと思うべきですよね.

新年度が始まってからでは,講義準備もあってもっと大変なはず....

 

きっとこれが最後の閉所,これが最後,最後のはず....

頼むよ新型コロナ君,もう十分だよ.

いい加減落ち着いてください....

臭い

まぁ,いつかその時期がくるとは思っていたのですが.

 

早すぎなやしないか.

 

パパの足臭い(ゲラゲラゲラゲラ)

 

いやまぁいい匂いはしないよ,たしかに.

蒸れたスリッパから臭うもの,自分でも分かるくらいに.

でもさ,保育園で言わないようにしようよ.

到着してすぐに大声で

「ぱぱぁぁぁくちゃああああああああい!!!!!!!」

 

さすがに恥ずかしいし,落ち込むよ?

自分で言うのもあれだけど,自分より若い保護者少ないんだよ?

比較的若い層なのに「クサっ!」て言われるの心にくるんだよ?

 

連絡ノートにも書いてあったよ.

『朝の送迎のあと,お父さんがいなくなっても,「パパはくちゃい」って言ってました笑』

もうやめて!

パパはこう見えて繊細なの!

 

あなたのように毎日寝ればリセットみたいな心を持ち合わせていないの.

臭いと言われればそれなりに落ち込むし,何かしらケアをしようと思うの.

あなたは毎日ウンチをして,

「よく出たねー!」

なんて褒められて,無償でおむつを替えてもらっていると思っているかもしれないけど,こっちは「クサイ」と言われただけで色々なものを失うの.

父兄の皆様から嘲笑を浴びるの.

わかる?

わかるわけないよね,ごめんなさい.

 

どうせくさいよ,いつかはくさくなるよ...

なんなのもう...

 

 

 

 

ジムに通い始める

義母と妻に勧められ,人生で初めてジムに通うことになりました.

目的はダイエットです.

 

10代の頃は何をどれだけ食べても太らないことが自慢だったのですが,大学生になり,一人暮らしで荒れた食生活を9年間過ごした結果,入学当初と比べて20kg増量してしまいました...

地元の友人に会うと「病気...?」と心配されます.

30歳を超えると痩せなくなるとよく聞きますし,通うなら今か...(いや遅いか...)

せっかくお金を払っているので,できる限り有効活用しようと思います.

 

少ない研究時間をさらに削るような感じがして,ずっとためらっていたのですが...

去年の夏に投稿した論文はリジェクトされてしまったし,二年前から研究している別のテーマも行き詰まってきたし...

なんだか上手くいかない日が多く,鬱憤が溜まってきていたので,ストレス解消の意味でもちょうど良かったかもしれません.

ずっと座りながらウンウン考えているよりも,いっそのこと運動して頭をリセットしてやろうと思います.

 

もうすでに下半身が筋肉痛ですが...

続くかな...

続けなきゃ...

 

面接選考

落ちました!

はーっはっはっは!!!!!

家族との時間を犠牲にし,土日の育児を妻に押し付け,新幹線の往復代を自腹切った結果,見事に落ちました!

 

はぁ,笑ってくれ...

無様な私を笑っておくれ...

 

面接中の空気感から,なんとなく

 

「あれ?わたしをお呼びでない?」

 

って感じを察してはいたのですが.

 

目の前のおっさんと脇に座ってるおっさんは寝てるし,他は一人を除いて内職してるし.

そんなにつまんなかったのかなぁ.

それとも先方が想定していた分野と違ってたのかなぁ.

 

面接の最後には

 

「これから直接お帰りですか?(笑)」

 

とかニヤニヤ笑ってくるし.

 

あーあ!

もうなんだかな!

呼んでおいてなんで面接官はzoom参加なのさ!

 

実際のところ,とても良い練習にはなったから良かったですけど.

たぶん次からはあんなにも緊張しないな.

研究紹介スライドの大枠はで作れたわけだし,模擬授業と質疑応答の感触もつかめたから,そういう意味では良い経験を積めました.

落ちたことによるショックはあんまりないのですが,妻に負担をかけておいて朗報を伝えられなかったことへの申し訳無さが半端なく...

あぁ,もうほんとにごめんなさい.

次からはもっと入念に準備します.

 

ところで少し驚いたことが.

書類選考の通過を知らせるメールの中に,推薦状を提出せよとありました.

でも,宛名は不明.

 

え,誰に書くの?

 

問い合わせ先の先生に尋ねても

 

「前例に倣うのであれば,宛名は〇〇とするのが良いのではないか,と思われます.」

 

という返事で,そっちで判断しろみたいな言い方.

うーん,なんだかなぁ.

それくらいちゃんと指示してよ,こっちはそちらさんの内情なんて知らないのだから.

 

それともう一つ.

面接後,面接官から

 

「あなたの応募した〇〇(職位)の待遇は,本学の給与規定に記載の通りです.」

 

と言われたのですが,その〇〇という職位は初耳...

なんで公開されてる公募要項のpdfに書いてある職位と,内定後に就く本当の職位名が違うのよ...

特任的な感じか?

諸手当が一切ない感じのやつか?

それがバレないようにしてたのか?

そうだとしたら詐欺じゃねえか!!!!!

 

そもそもその給与規定はどこにあるのさ!

頼むから,jrecinに情報を掲載する時点で待遇を明記してくれ.

なんで内定が出てから初めて待遇が分かるシステムになってんのよ.

どういうことよ,アカデミック.

 

他にも質疑応答では不信感を感じるものもあったし...

今回は本当に縁が無かったんだろうな.

淡々と次の準備を進めよう.

チガウチガウ期

上の娘がイヤイヤ期を迎えることなく,ガウチガウ期へ突入しました.

 

一日中

「ちいぃぃぃぃがあぁぁぁぁうぅぅぅぅぅ!!!!!!」

と泣き叫んでいます.

見たいテレビや動画を引き当てられるまで,好きな飲み物やお菓子,果物にありつけるまで,止むことはありません.

彼女のお望みが叶わない限り,腹の底から叫び続けるのです.

 

本人も相当もどかしいのだと思います.

意思の疎通ができることは理解していて,上手く表現して伝えることができれば親が行動に移してくれることも分かっています.たぶん.

だけど,その肝心な「伝えること」ができない.

まだ話せる言葉は数単語くらいなもので,特定の何かを伝えたいときには

「これ!」

としか言えません.

もちろん,本人の頭の中では何かハッキリしてるんでしょうけど.

こちらも頑張って,彼女が伝えようとしている何かを当てよう,理解しようとするのですが,なかなかヒットせず....

そんなこんなで,子どもにもこちらにもフラストレーションやらストレスやらが溜まっていっています.

しかも,「これ!」と指差し自分で選んだ動画にも

「ちがう...!ちぃぃぃがぁぁああああうぅぅぅぅぅぅ!!!!」

と宣うこともしばしば.

 一体どーすりゃ良いんじゃい!!!!

 

昨日まで鬼リピートして楽しんでいた動画も,次の日には

「ちぃぃぃがぁぁあああああいいいやああああちがあああああううううううううう」

と大絶叫.

 

ご飯のおかずも全て

「ちがう!もーいい!」

と言い,食べることを断固拒否.

せっかく用意したのになぁ,と思いながらゴミ箱に捨てる日々.

 

いやぁ,なかなかきますね.

イヤイヤ期を経験したことのある方も同じような思いをしたのだろうか.

ホント尊敬...

 

そういえば最近,子どもの泣き声や叫び声の幻聴がします.

新生児のときにもあったのですが,再発.

彼ら,本気で泣き叫ぶからなぁ...

耳にくるんだよなぁ...

きっと可聴域狭まっちゃっただろうな,モスキート音とかもう聞こえないかも.

蝸牛の中の細かい毛は,軒並みノックアウトされている気がする.

子ども達の泣き声にローパスフィルターかけられないかな...

急なテタニー

初めてテタニーという言葉を知りました.

決して,ガナニー的なものではないです.

 

実は,妻が突然

「気持ち悪くてお腹が痛い.手足が固まっちゃって動けない,痛い怖い」

と言って硬直しました.

初めての経験なものでビックリしたのですが,冷静に救急車を呼ぶことに.

そういえば前日にコロナワクチン打ってたな,最近疲れが溜まってるしな,でも症状的には熱中症とか脱水症状にもありそうだなぁ,なんて色々と頭をよぎるわけです.

 

しばらくして救急車が到着.

隊員の方が妻を見た瞬間に放った言葉が

「テタニー出てるね」

 

何,テタニーって?

隠語?

 

結局,妻は入院せず,その日の夜に一人で帰ってきたのですが,搬送先で血液検査をしてもらっても原因が分からないまま.

しかも,検査が終わり帰宅しようと院内を歩いていたら,具合が悪くなって倒れてしまい廊下でうずくまっていたようですが,看護師さん達はそれを無視して通り過ぎていたと聞かされました.

忙しいから仕方ないのかなぁ,仕方なくないよなぁ,なんかモヤモヤ.

 

まぁそんなこんなで,帰宅してきた妻と一緒に寝るわけですが....

なんだか自分も気分が悪い.

気持ち悪いし,ちょっと吐き気するし,熱(たしか38.8℃)出てるし,すごく寒い...

歯が鳴るほど震えてしまい,厚着をして毛布にくるまって寝ていました.

 

そんなときに,突然妻が起き上がり,急いでトイレへ駆け込む.

嘔吐の直前に漏れた「あぅあっ」という声で察しました.

あぁ,間に合わなかったんだな,って.

 

やっぱり本調子じゃないよなぁ,と麦茶を片手に妻の下へ.

トイレの扉の前には,なんか薄緑色の液体.

それでも吐き足りず,便器に顔を突っ込みゲロゲロ中の妻.

悲惨だ,なんでこんなことになったんだ...

これがコロナワクチンの副反応だったら,2回目の接種なんて怖くてできないよ...

 

ん?待てよ?

なんで俺も体調悪いの?

高熱に気持ち悪さに嘔吐...

二人とも同時に熱中症は考えづらいし...

妻より一週間早くワクチン接種を済ませたから,副反応じゃないよな...

子ども達は何も問題ない.むしろ元気が有り余ってる.

子ども達と違うことって...

え,もしかして食中毒?

ちょっと待って,昨日,肉団子作ったな...

確か,油の温度が少し高くて,外側はちょっと焦げちゃったけど,中がちょっと柔らかかった...

え!そういうこと!?!?

 

ということで,私が犯人な気がしています...

黒酢の肉団子を作ったのですが,もしかしたら中身に熱が十分通っていなかったのかもしれません...

こんなの初めてだ,恥ずかしい...

自分が作った料理で妻までダウンさせるなんて...

しかもテタニーってなんだよ.

調べたら,手が特徴的に硬直している画像が出てきて,まさにそれでした.

あぁ,ごめん,妻よ...

救急隊員の方もホントごめんなさい...

そりゃ看護師も無視するよね,だって自分の不注意が招いたことだもん...

こんなクソ忙しいときにご迷惑をおかけしてしまい,大変申し訳ございませんでした.

 

そんな妻はTHE FIRSTにハマってしまい,Huluを契約しました.

どうやらジュノン君推しとのことです.

妻曰く

「この歳になってボーイズグループに推しができるなんて自分でもビックリだわ」

とのこと.

これも食中毒のせいでしょうか.