2児の年子をもつ新米数学者によるドタバタ育児日記

就職初年度で早くも2児の親になりました.予測不可能な人生って楽しいですね.

自己紹介

初めてブログというものを始めるので,勝手が良く分からず....
まずは,自己紹介をしておこうと思います.

私は,現在28歳のヒヨッコ数学者です.
昨年の4月までは博士課程に通う大学院生でした.
博士課程というのは聴き馴染みの無い方も多くおられるかもしれませんので,簡単に説明しておきます.

普通,「大学」というと,学部のことを指すことが多いと思います.
標準的には4年制ですね.
学部卒業後,まだ研究や勉学に励みたい人には,大学院への進学が進路の一つとして挙がります.
大学院は,修士課程(2年間)とその後に続く博士課程(3年間)を過ごす機関のことです.
修士課程を修めた学生は「修士(〇〇学)」,博士課程まで修めた学生は「博士(〇〇学)」という学位が授与されます.
博士を得た者は,世間一般で言う「ハカセ」ということになります.
多くの場合,18歳で大学入学,22歳で学部卒となります.
ですので,順調に行けば27歳で博士課程を終えることになります.
私の場合にはちょっぴりおバカさんでしたので,大学入学時に1年浪人したため,28歳で学位を得ました.
ということで,この記事を書いている時点では,私は博士学位を取り立てのピチピチ(?)研究者ということになります.

さて,現在我が家には2人の子どもがおります.
長女が1歳9ヶ月,長男が2ヶ月といった構成です.
長女は,私が学生(博士課程3年目)の時に生まれ,長男は博士修了直前に妊娠が発覚しました.
就職活動や,学位論文の作成,毎日の研究活動で頭が一杯だった頃に授かった二人の命です.
気持ちはもちろん,何もかもが追いつかないまま親という立場になり,分からないことだらけの毎日.
昨日食べた晩ご飯さえ思い出せず,明日の約束すらも頭からすっかり抜け落ちてしまう.
慌ただしく,充実し,しかし深い苦悩に苛まされる育児と仕事との両立生活を忘れぬよう,できる限り新鮮な記憶を書き留めておきたい.
そう思い,筆をとった次第です.